2012年3月27日火曜日

こんにちは。 22歳の主婦です。 婦人科へ行き、多分ですが子宮癌の検査結果を言...

こんにちは。

22歳の主婦です。







婦人科へ行き、多分ですが子宮癌の検査結果を言われました。

その際に、





【普通の細胞とガン細胞の間なんだよね】






と言われました。







まったく意味がわかりません。







いつもなら異常なしと言われるので、頭が真っ白になってしまい、今では?マークだらけです。









覚えているのは、

カルテに英語でなんか書いてあり、疑いありとかかれていました。











気楽にしていて大丈夫でしょうか?

違う医者にいくなりあわてたほうがよいでしょうか?







子宮頚癌は、ハイリスク HPV ( ヒューマンパピローマウイルス ) の持続感染で発症します。

性交渉の経験のある女性の 80% は生涯に感染しますが、一過性感染でウイルスは消失します。

10% 程の人が、最低 6ヶ月の持続感染で、今回、所見として出た、細胞の核が、いびつに変化した異形成という変化を起こしますが、免疫で治り、正常な細胞に戻ります。

ごく僅かな人が5年以上かけて、癌に進展します。



持続感染の原因です。

1 ) 性活動関連因子

・性パートナー数

・経産回数 ( 3人以上 )

・クラミジア等の他の性行為感染症 ; 採血で、お腹の中に居るクラミジアの有無の確認のためクラミジア抗体を調べたかもしれません。

・年 齢 ( 30歳以上 )

2 ) 免疫関連因子

・喫 煙

・ビタミン不足

・H I V を含む免疫抑制状態

・ステロイドの使用

3 ) 遺伝的要因

・組織適合性抗原 ( HLA ) ; 白血球の血液型で、ある型の場合、生体がHPVに感染したという認識確認が弱くなってしまい、HPVを排除出来なくなってしまう事も考えられます。



細胞診分類と進展度

1 ) 軽度異形成 ( IIIa ) ; 子宮の入口の粘膜の表面の細胞の核が、いびつに変化した状態です。先の病変に進展するのは僅かに数%であり、自然治癒し、正常に戻ります。

2 ) 中等度異形成 ( IIIa ) ; 中間の細胞の核が、いびつに変化した状態です。10%程が、先の病変に進行しますが、残りは正常に戻ります。

3 ) 高度異形成 ( IIIb ) ; 深い細胞の核が、いびつに変化した状態です。15~20%が早期の癌に移行します。

4 ) 上皮内癌 ( IV) ; 粘膜が癌に置き換わるも、癌が粘膜内に留まった状態です。70%が微小浸潤癌に進展します。



治療方針

1 ) と 2) は、3ヶ月間隔での細胞診で経過を追います。

3 ) は、病変部が全て見えており、浸潤癌を疑う場所が無ければ、日帰りもしくは1日入院で粘膜を焼く、レーザー蒸散をします。

そうで無い場合は、5~7日の入院で、子宮の入口を取る円錐切除術を施行します。

4 ) は、円錐切除術を施行します。

円錐切除をしても、妊娠も分娩も可能です。








多分検査の結果が疑わしいんですよね・・・・医師からは再検査や細胞診などもう一度行う事をつたえられませんでしたか?



まだお若いので今のうちに出来る限りの事をしておいた方がいいです(驚かすつもりではないです)



うちの母も前がん状態で治療しました、すでにがんと診断された方は抗がん治療や放射線療法など、結構苦しまれていました



今は円錐手術何て方法もあります、大事になさってください

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